デジタルライフに関わる情報を配信中。

2014年12月15日月曜日

mSATAのこと

0 件のコメント
mSATAのこと
mSATAで容量拡張
データは増え続け、ドライブの容量不足に陥る。
忘れっぽいホモ・サピエンスからしたら贅沢な悩みですが、
機械からしたら、自然と忘れてしまうというのは贅沢な悩みなのです。

お互いの長所短所を補いつつ、ヒトとコンピュータは共存してうんぬんかんぬん。。。

と風呂敷を広げすぎたところで記憶容量拡張のお話をいたします。

mSATA
簡単にご紹介しますと、『mSATA(エムサタ)』はHDDやSSDと同様に記憶装置ですが、これらとはまず挿す場所が違います。

マザーボードには色々な規格のコネクタが付いていますが、ThinkPadの場合、その中で、
HDD・SSDは「PCI Expressスロット」に挿すのに対して、mSATAは「Mini-PCI Expressスロット」に挿します。

「Mini-PCI Expressスロット」というコネクタはX60くらいの世代から、だいたい搭載しているようです。

そして、形状はメモリのようなカード型です。
誤解を恐れずに言ってしまうと、要するに挿すところが違うSSDということでしょうか。

mSATAの長所は、「小さい」、「HDD/SSDと併用可」というのがあります。
気になるお値段も通常のSSDと変わらないものになってます。

[Amazon検索URL]もしくはAdsenseにしたい。
[msata写真]

実践
==========================================
本記事が参考になりますとたいへん嬉しいですが、
責任は持てませんので、ご了承ください。m(_ _)m
==========================================
繊細な作業です。ご注意を!
さて、どのくらい速くなるのでしょうか。
実際に取り付けてみたいと思います。

冬場は
静電気に気をつけて
作業してくださいね。

裏からネジを取ります。
キーボードが取れますので、ケーブルを外します。
キーボードが外れました。
画面中央に、何かを組み込めそうなスペースがありますね。
○○に挿してあるケーブルを一本引き抜きます。
そしてmSATAをがっちゃんこ。
先ほど抜いたケーブルを元に戻します。



キーボードを取り付けて、ネジを締め、PCを立ち上げます。
コントロールパネル→管理ツール→コンピューターの管理→ディスクの管理
と進むとディスク1として無事認識されていました。
初期化します。
初期化されました。
「ディスク1」で右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選択します。
「新しいシンプルボリューム」ウィザードが開始されます。
シンプルボリュームサイズとして、今回は割り当てられるだけ割り当てます。
ドライブ名を決めます。デフォルトでは「D」以降の使われていないアルファベットが選ばれます。今回は「M」にしました。
フォーマットの設定をします。以下の通りにしました。
そして「完了」をクリック
「コンピューター」を見てみると、ボリュームラベル名「mSATA」、ドライブ文字「M」として、ディスクが表示されました。


これでOS(システム)が入ったCドライブとは別のドライブを追加することが出来ました。
ベンチマーク結果
ここでは定番のCrystalmarkを使用しました。

うん、いい感じ。
新しいドライブをどう使う?
『ドキュメント』の保管場所を新しいドライブに移す
こちらの記事を参考に、『ドキュメント』の保管場所を今回作った「Mドライブ」に移します。

保管場所をC ドライブから他のドライブ(D ドライブ等)に移すメリット

移してみてよかったこと(上記リンクのページから引用)
システムの安定化

起動ディスクがスリムになるため、システムの安定化につながります。

起動ディスクの断片化の減少

起動ディスクの使用率が減るため、断片化の減少につながります。

データが消えない

起動ディスクと別のところにデータを保存しておくと、リカバリが必要になった場合
でも、マイドキュメントのデータは消えずに済む場合があります。

C ドライブの容量不足の解消

単純にマイドキュメント分のハードディスク使用容量が減るため、C ドライブの容量
不足の解消につながります。 etc...

ちなみに今回取り付けたモデルは

こちらと こちらです。

お世話になった記事

0 件のコメント :

コメントを投稿