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2014年12月12日金曜日

シャドウコピーによる“以前のバージョン”を使ってみる -Backupの話

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シャドウコピーによる「以前のバージョン」を使ってみる-Backupの話
『にんげんだもの』
あー昨日のファイル捨てちゃったやばい。。。
まずい、保存しちゃいかんかったのに癖で保存しちゃった。

なーんてことありますよね。

30秒前に戻りたい。。。
せめて昨日の夜の段階に。
ああっ神様!閻魔様が向かいのデスクにいるんです助けて!

と悲嘆に沈むそんな時、わざわざタイムマシンを使って過去に戻る必要がないということを皆様ご存知でしたか!?!?

知っとるわ、と思った皆様も、もう少しだけ続きを読んでいただけると嬉しいです。
「後の祭り」になる前に
そうです。バックアップです。
しかし設定が何となく億劫で、なんて二の足を踏んでるうちに今に至る、ということもあるかもしれません。

この記事をお読みいただいたのを機会にさくっと設定してみていただけたら嬉しいです。

というわけで今回ご紹介いたしますのは、
「シャドウコピー」
です。
シェダォカォピィ(シャドウコピー)
準備
前回mSATAを取り付け(参照)、ディスク空き容量に余裕ができたので、シャドウコピーを設定し“以前のバージョン”機能が使えるようにしてみました。

「シャドウコピーをとる」=「復元ポイントを作成する」は同義です。

それでは順番に見ていきます。

最初に前提となる設定をします。
「以前のバージョン」機能を有効に
「以前のバージョン」についてはメーカー情報や、先人の良い記事があるので、技術論など下記ご一読いただければと思います。

上書き/削除したファイルを「以前のバージョン」で復旧させる(Windows 7編)
(復元ポイントとかあのへんの話です。)

自動バックアップと能動的なバックアップの両方ができるようにする
スケジュールで自動的にシャドウコピーが作られる+ある程度能動的にシャドウコピーを作りたいと思っているので↓これを設定してみました。

コンテキストメニューからシステムの復元ポイントを作成する方法
さあ実演
大事なファイルを誤って編集し保存してしまった場合の復元を想定しています。

復元の流れ↓
ある場所に大事な情報を記したファイルが有ったとします。
(そんなファイルは読み取り専用にすべきとかそういうのはさておき


↓大事なファイルの中身にはこんなことが書いています。


↓シャドウコピー撮る(撮る?取る?スナップショットみたいなものなので撮る?取得なので取る?)


↓名前をつけます(日時は追加されます


↓大切なあの人のことを思っていたらなぜか大切なファイルを編集してさらに保存してしまったという場面


↓該当ファイルを選択し右クリックすると、以前のバージョンの復元を選びます


↓ファイルのプロパティに以前のバージョンと言うタブがありますので、取っていた復元ポイントを選び、開くをクリックします。


↓シャドウコピー(復元ポイント)をとった時点のファイルを表示することが出来ます。


ふうーーー取っててよかったシャドウコピー。

また、今回は並べて開いてみましたが、ファイルのバージョンから復元とすると、ファイルがかつてのバージョンに置き換わります。
コピーを選ぶと別のフォルダへ復元ファイルをコピーし、別で保存することが出来ます。
単純に容量が必要というだけでなく、容量が大きいと設定も気を遣うべきところが少なくなりますね。


いかがでしたでしょうか
にんげんだもの。

そんな寛容さで許されればみんな幸せかもしれませんが、許せるのも人間ですし、許せないのも人間です。
シャドウコピーひとつで、人に許しを請うこともなく、許さない辛さを感じることもない。
そんな人生の処方箋、「シャドウコピー」をお試しいただいてはいかがでしょうか。


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